固形せっけんとクエン酸でサラサラ髪に?!

普通の固形せっけんで髪の毛を洗う方もいるようです。
きしみが気になるけれど、続けているとサラサラになるんだとか。
お風呂場のアイテムも減るので、何となくミニマリストっぽいイメージがありますね。
 
最近シャンプーを変えては合わなくなり、銘柄を変えては…の繰り返しだった私。
普段洗顔に使っているせっけんなら、もしかしたら頭皮の負担も減らせるんじゃないかと思いたち、実験してみることにしました。
 

早速洗ってみた。

 
今回は「サボンドマルセイユ」を、洗顔兼ヘアケア用にしてみました。

http://www.gp-create.co.jp/marseille/nofrag.htmlより引用

フランスの自然派せっけんで、天然植物油をベースに作られているんだそうです。
色々な種類がありますが、今回はオリーブせっけんを使います。
100gで500円(税別)と、決して安くはないですが、しっとり、洗い心地の良いせっけんです。
あくまで個人の印象ですが、これならかゆくならないかな、と思ったんです。
 
洗い方は、シャンプーの場合と大きくは変わらないかと思います。
 
①せっけん本体と髪を充分に濡らす。
 
②せっけんを髪に擦り付けながら泡だてる。
※髪の汚れが気になる場合は、洗顔用の泡だてネットであわだててもいいですね。
 
③優しく揉み込む。
この段階では問題なく洗えますね。
 
④馴染ませる時間は、特に必要ありません。洗い流しましょう。
 
とても簡単ですね。
しかし洗い流す時に気になるのが髪のきしみ。
揉み込んでいる段階から、すでにキシキシします。
せっけんは弱アルカリ性なので、その働きによるものです。
 
そこで使いたいのが、クエン酸リンスです。
 

せっけんの“髪のきしみ”にはクエン酸リンス!

 
せっけんで髪の毛を洗う場合、クエン酸をリンスがわりにします。
クエン酸の働きで、髪の毛を中和させます。
 
クエン酸のリンスは、希釈タイプのものが売られていたりします。
勿論それもいいのですが、クエン酸そのものを買ってしまうのがおすすめです。
お湯で溶かすだけですし、コスパも良いんです。
 

クエン酸リンスは食用?掃除用?

クエン酸は、薬局やスーパーで買えますよ。
リンスにする場合は、掃除用でも、食用でも問題ありません。
 
私は当初、家にあった、ミヨシ石鹸の「暮らしのクエン酸(掃除用)」を使っていました。
水回りの掃除などにも使えるので、一つ持っておくと便利ですね。
 
途中で切らしたので、マツモトキヨシのクエン酸に変えました。
こちらは食用です。まだまだ先ですが、賞味期限もついていました。
 
ボトルの方が保管しやすいかな〜、という軽い思いつきだったんですが、食用だからか、ジュースの作り方が書かれていました。
それでは作ってみましょう!
 

クエン酸リンスの作り方と使い方

 
①湯おけに、スプーン1杯分のクエン酸を入れる。
※画像は小皿でのイメージです。
 
②お湯で溶かす。
※画像は小皿でのイメージです。
 
③かき混ぜる。
 
使い方も簡単。
なんと、せっけんで洗ったばかりの髪の毛にかけるだけ。
 
目に入らないようにだけ気をつけて、そのあとすぐにお湯で洗い流します。
リンスを馴染ませる時間もいりません。なんとゼロ分!
 

ヘアケアをせっけんとクエン酸に変えて何が変わったの?

 
正直、直ぐに髪の毛がサラサラになった!とか、大きな変化があるわけではありません。
最初の一週間くらいはゴワつきが気になって、本当に大丈夫なのかな?と思いました。
 
しかし暫く使ってみると、普通のシャンプーと変わらず、きしみも出て来なくなり、頭皮がかゆくなる頻度もかなり減りました。
 
また、お風呂場で使うアイテムを、吊り下げられるものだけに絞り込めたことで、掃除もしやすくなりましたよ。
 
あくまで個人的な感想ですが、なかなか気に入ったので続けたいと思います。